Twitterが企画を磨く!?「威嚇するネコ」Tシャツ編

こんにちは。アートディレクター/デザイナーの安村シン(@shinworks_net)です。

2018年5月にオンラインのクリエイター集団「前田デザイン室」に入って
6月に初めてデザインがバズるという経験をしました。

バズる、というのは、Twitterフォロワーが300台のアカウントから投稿して、
拡散するうちにが10,000人以上に届いた、というものです。

このデザイン、じつはTwitterを利用した「企画を磨く術」により生まれたものでした。

「Twitterが企画を磨く」とは?その制作過程を、ツイートと共に紹介します。

制作したコラボグッズ「警戒するネコ」Tシャツ

先日、株式会社コルク × オンラインサロン「前田デザイン室」コラボ企画にて、
「ドラゴン桜」などの作者として知られる、三田紀房先生の投資漫画「インベスターZ」の
ドラマ化を記念するプロモーションとして、
プレゼントグッズのTシャツを企画・デザインしました。

そのデザインが、なんと読者プレゼントとして、
株式会社コルク代表の佐渡島 庸平さん、作者の三田紀房さんから正式採用を頂きました!!

 

安村シン
大変光栄です…ありがとうございます!

前田デザイン室とインベスターZのコラボ企画

制作のキッカケは、私の所属するオンラインのクリエイター集団「前田デザイン室」が
「インベスターZ」とコラボする企画が立ったことです。

ドラマ化をアートで盛り上げるべく、
様々なデザインを世の中に投下することとなりました。

さて。そんな中で、私の制作したこのTシャツは
投資漫画なのになぜ、ネコなのか?!
企画の裏には、「Twitter上でのリサーチに基づく」チョイスがありました。

 

Twitterで、ヒットする企画の種を探す

コラボ企画を聞いた時点で、まだ漫画を読んでいなかった私ですが
まず、漫画内の気になったシーンのスクリーンショットをTwitterに投稿して、
どんなシーンにファンがいるんだろう?と探ることにしました。(許可は頂いてあります)

安村シン
何を作ろうかな…
とりあえず、アイデアのタネを
たくさん出してみよう。

通常のデザイン制作では、アイデアを際限なく出して(ブレインストーミングして)、その中から良いものを選び取るやり方をよくしますが、
Twitterを利用することで、ブレストの代わりが出来る、と気づきました。

 

気になったシーンを発信していくことで、
その反応を企画のタネとして深めていきました。
ちょうど、会議のブレストで反応をみる感覚に近いものがあります。

「インベスターZ」の人気の高いシーンは、どこなのか、
ピンときたシーンをどんどんツイートしていく中で、
特にヒットしたのがコチラの投稿です。

こちらのネコの投稿には思いの外反響があり、
なんと10000回以上も閲覧される事態となりました。

「インプレッション」は表示された回数を示します。

さらに、「メディアのエンゲージメント」(ツイートに対して何らかのアクションが取られた回数)はその10%を超える、すごい高反応であることを示す数値に。

そしてなんと、この当時はTwitterのフォロワー数は300台。
300人に向けて発信したものが、その40倍近い11,572人という超大人数へと広まっていきました。

なぜこんなに反響を得たのか。

仮説ですが、ネコは普通「可愛いもの」として描かれるのに
このネコは「シャアア!」と警戒するシーンばかり描かれます。
単純に猫好きの方にとって新鮮な絵として映ったはずです。

漫画のことは知らないけども、このネコが気になるという層にも拡散して行ったのではないか?と仮説を立てました。

シン
みんな、このネコ
好きなんだな…!?

仮説を信じて、グッズ化へ

主人公たちの、難しい言葉の続く回で
チャチャを入れるように威嚇するネコの姿には、
絵的な強さ、キャラクターの強さから拡散力がある。

その拡散力に可能性を感じ、
思い切ってネコを全面にあしらったTシャツデザインを提案しました。

この、まさかのTシャツ案の投稿は、
フォロー内外から「普通にほしい!」「意外におしゃれ!」「シャアア!」など
多くの反響が寄せられました。

そうして提案したデザインが、
冒頭で触れたように佐渡島さん、三田さんにも見ていただいた結果
正式に読者プレゼントに採用される運びとなりました。

作ってからも、バズは続く

また、実際に届いたテスト印刷のTシャツを
自ら試しに着てみて投稿したところ、

こちらのツイートも拡散されました。(めっちゃ恥ずかしかった)

本当にグッズ化されたことへの驚きの声や、
「前田デザイン室、自由すぎるw」といった反響なども寄せられました。

なんと15,058回もツイートが見られている様子

Twitterのフォロワーが300〜400程度のアカウントから、
無課金でここまで多くの方に届き、
エンゲージメント(反応をもらえた数)も高い割合を出しているのは
SNSマーケを専門にしている方に聞いたところ、かなりのスゴイことのようです。

インベスターZのコンテンツの力、そして三田紀房先生の絵の力、
そして精一杯に威嚇する猫の力。それがすべて合わさったお陰です。

無事、リリースへ

こちらの威嚇するネコのTシャツは、株式会社コルクの担当編集まほぴさんなど、多くの方の協力を得て、 無事に読者プレゼントとしてリリースされました。

めっちゃかわいい!!!という評判・・・嬉しい声です😭
なんと、作者の三田紀房先生にも、一着プレゼントされたそうです。
デザインを通じて、ドラマも観ていたあの「ドラゴン桜」の作者の方と
繋がることがあるなんて。

 

あとがき

いかがでしたか?

Twitterを活用して企画を磨く方法は、
デザインに限らず、イベントも、ライティングも、
何にでも有効だと思います。

フォロワーが多くなくても、問題ありません。
「いいね」などの反応が、フォロワー数の10%からくれば
そのツイートは「人気がある」と判断して良いでしょう。

考えては、ツイートし、そしてまた考える。
140文字という手軽な文章量でPDCAサイクルを回せると思うと
有効なツールではないでしょうか。

ぜひ、Twitterを使ってみてくださいね!
よければ私のアカウント(@shinworks_net)もフォローしてみて下さい!

(最後までお読みいただき、ありがとうございました!)

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