発想力がグッと伸びた「アイデア本」5選

デザイン本って、世の中にたくさんありますよね。

僕は経済学部からデザイナーに転身したこともあり、
周りの「センスが良いなぁ」と感心するデザイナー達に
引けを取らない方法を模索していました。

ある時、「知識を武器にする」という手段を考えつき、
給料の1割までを「デザイン本」に充ててもOKというマイルールを設けて、
これまで200冊以上(数えていませんが、もっとありそう)本を読み漁ってきました。

デザインに関する本には、センスだと思われている「アイデア」についても
具体的な発想法を紹介する本が存在します。

自分自身、デザインをするとき、企画をするときの発想力がグッと伸びたと感じている、
役立つ『アイデア』発想法に関する本をご紹介します。

 

1.今日から使える「アイデア発想法」の辞書

アイデア大全 – 創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール

即効性のある本です。沢山の「発想法」が載っていて、それぞれが直面した課題に対して「今回はこれを使ってみよう」と選べるところがスゴイ。

辞書みたいに置いておける。さっと読んで、さっと使える。
伝統的な技法が沢山載っていて(エジソンはモチロン、広告業界・コピーライターの間でも有名な、平賀源内の「丑の日」の発想法なども)
すぐ活用できる便利な必殺技が42種類も詰まっています。
発案者の歴史的背景も紹介されているので、読み物としても面白いです。

2.すぐ読めて、ずっと使えるアイデア本

アイデアのつくり方(ジェームス W.ヤング著)

こちらは、アイデア本の原典、聖書といったイメージ。
めちゃくちゃ薄い、めちゃくちゃ安い。(ナント1000円を切る)
だけど内容は、帯にもありますが、まさに「60分で読めるけど一生」役に立つ本です。

1988年4月に発売された本ですが(僕はまだ生まれていません)
いろんなアイデア本の筆者達も、おそらく通った本なのでは?と思うくらい、あちこちで共通した話が出てくるのを見かけます。
(僕は、こちらの本は第一線で活躍されているコピーライターの紹介で知りました。)

“アイデアは既存の要素の組み合わせ”であり、それを行うために必要な”5つの段階”が紹介されます。
余計な文章が全然なく、序文・あとがき等を除くと50ページ弱しかありません。なんと手軽。
手に取りやすく、本質をザクッと刺してくれるため、殿堂入りしました。

 

3.センスに頼らない、知識だと教えてくれる本

センスは知識から始まる(水野学)

「くまモン」のアートディレクションでも話題になった、
good design campanyの代表取締役、水野学さんの著作です。

よく「センス・発想って、生まれ持った才能だよね!」と耳にすることがありますが、そうではなくて、知識から始まるものだ、と教えてくれます。

水野学さんほど活躍されている方が「知識」と言い切ってしまうなら、それはもう、とても説得力があります。

自分自身も、「知識は武器になる」という発想から
新卒時代よりデザイン本を買いあさってきた身なので、
この本と出会えた時はとても嬉しかったのを覚えています。

(しかし…)
(本棚の整理で、中古に売り出してしまい)
(写真ナシです)

4.イノベーションの起こし方が載っている本。

突破するデザイン(ロベルト・ベルガンティ)

最後の1冊は、なかなかに分厚くて文章も難しいのですが
内容があまりにも濃い、強烈な内容だったので殿堂入りしました。

「問題解決」で新しいモノを作るやり方とは別に、
“「意味」にイノベーション(革新)を起こす”やり方があるとして、
常識の枠を突破するアイデアの例を教えてくれる本。

いくつもの例が載っていますが、例えば、

●明かりをもたらすロウソクの時代があり → 電球のほうが便利になり → そこでロウソクに「ぬくもり」や「くつろぎの時間」という新たな意味を見出した人の話(ロウソクに”香り”を足した。)

●携帯電話に「パーソナルデバイス」というビジョンを見出し、発明した人(ジョブズ、iPhoneを例に挙げて)

●画面の中で遊ぶための家庭用ゲーム機を「現実世界とつなぐ」ために身体を動かすコントローラーが発明された話(任天堂『Wii』)

などなど…。

マーケティング主導で生まれる発想ではなく、個人のビジョンから生まれ
世間に革新をもたらした事例は、読んでいてもスカッとします。

「ないもの」を作りたい人に、オススメしたい一冊です。
あまりに衝撃に残っているため、殿堂入り。

 

5.ドラえもん式!?ゴールから考える発想法 ほか

ウラからのぞけばオモテが見える – 10の思考法と行動術 (佐藤オオキ)

デザインオフィス「nendo」代表の佐藤オオキさんの思考法と行動術が、計13個紹介されている本。

「nendo」は常時250もプロジェクトを抱えている、という時点で既に相当、「どうなってるんだろう!?」と興味が湧きますが、
作られるものたちもユニークだったり綺麗だったり、不思議な新感覚を持っていたり、面白いものばかり。

“ドラえもん”にルーツを持つという佐藤オオキさんの、ゴールから考える思考法は、いつも心の片隅に忘れずに置いています。
あったらいいな、を形にする。そんな流れを大切にしていきたいものです。

(図書館で見つけて読んでしまったため、こちらも写真ナシ)

以上、5つの殿堂入り本の紹介でした。
いかがでしたでしょうか。

世の中の「アイデアマン」と言われる人の多くが、
案外、こういった本や話などを地道にインプットした結果だったりするのかも、と思うと
なにやら勇気が湧いてきます。

ひらめきの多い一年にしたい方に、参考になれば幸いです。

それでは、また。

(最後までお読みくださり、ありがとうございました!)

 

広告